「授業計画も、校務分掌の進捗も、会議の議事録も、あちこちのファイルに散らばっている」「今どの業務が締め切り間近なのか、一覧で把握したい」
そんな悩みを抱える先生におすすめしたいのが、文書管理ツール「Notion」に搭載されているAI機能「Notion AI」です。この記事では、教育専用ツールではないNotion AIを、校務でどう活用できるか具体的に解説します。
Notion AIとは
Notionは、メモ・文書管理・タスク管理・データベースなどを1つの場所にまとめられるオールインワンのワークスペースツールです。Notion AIは、そのNotion上で使えるAI機能で、文章の要約・生成・翻訳・整理などを、ページを編集しながらそのまま行えます。
教育専用に作られたツールではありませんが、週次の授業計画や校務分掌の進捗管理を一元化でき、議事録の要約なども自動化できる点で、校務との相性が良いツールです。複数の校務を並行して抱える先生にとって、「何がいつまでに必要か」を一覧化できる点は大きなメリットになります。
Notion AIでできること
文章の要約・整理
長い会議メモや資料をNotionのページに貼り付け、AI機能を使って要約させることができます。要点だけを抜き出したり、箇条書きに整理し直したりする作業を、ページ内でそのまま完結できます。
タスクリストへの自動変換
会議メモをNotion AIに要約させ、そのままタスクリストに自動変換するといった使い方ができます。「誰が」「何を」「いつまでに」という情報を整理し、データベース形式のタスク管理表に落とし込むことで、進捗の抜け漏れを防ぎやすくなります。
文章の作成・言い換え
保護者向けのお知らせや校内文書の下書きを、Notion AIに作成させることも可能です。既存の文章を「もっと丁寧に」「もっと簡潔に」と指示しながら調整できるため、文書作成の時間を短縮できます。
データベースを使った校務分掌の一元管理
Notionの大きな特徴は、ページだけでなく「データベース」機能を使って情報を構造的に管理できる点です。校務分掌ごとに担当者・締め切り・進捗状況を一覧表として管理し、Notion AIに定期的な進捗サマリーを作成させる、といった使い方もできます。
始め方の基本操作
ステップ1:アカウントを作成する
Notionの公式サイトでメールアドレスまたはGoogleアカウントを使って登録します。個人利用であれば無料プランでも基本的な機能を十分に使うことができます。
ステップ2:ページを作成し、内容を入力する
新規ページを作成し、会議メモや校務分掌の一覧など、整理したい内容を入力・貼り付けします。
ステップ3:AI機能を呼び出して指示する
文章を選択した状態でAI機能のメニューを開き、「要約して」「タスクリストにして」のように指示します。この操作に慣れれば、日々の文書整理がぐっとスムーズになります。
校務での具体的な活用事例
活用事例①:会議メモからタスクリストへの変換
会議中に取ったメモをNotionに貼り付け、AI機能で要約・タスク化することで、会議終了と同時にタスクリストが完成します。誰が何を担当するかが一覧で見えるため、進捗確認の手間も減ります。
活用事例②:校務分掌の進捗を一元管理
複数の校務分掌を担当している場合、それぞれの締め切りや進捗状況をNotionのデータベースにまとめておけば、「今何が遅れているか」を一目で把握できます。Notion AIに定期的な要約を作らせれば、管理職への報告資料としても活用できます。
活用事例③:週次の授業計画の整理
週ごとの授業計画をNotionのページにまとめ、AI機能で「今週の重点ポイントを3つにまとめて」と指示すれば、計画の見直しがしやすくなります。
校務で使う際に気をつけたいポイント
Notion AIは教育専用に設計されたツールではないため、児童生徒の個人情報を含む内容を入力する際は、学校・自治体のガイドラインに沿っているか特に注意して確認する必要があります。個人情報を含まない業務(会議メモの整理、タスク管理など)から始めるのが安心です。
また、AIが生成した文章や要約はあくまで下書きです。最終的な内容の確認・判断は必ず教員自身の責任で行いましょう。
まとめ|「情報が散らばる」悩みを1つの場所で解決
Notion AIは、文書管理とタスク整理を1つの場所でまとめて行える点が最大の強みです。会議メモの要約からタスクリストへの自動変換、校務分掌の進捗管理まで、複数の業務を並行して抱える先生の「情報がバラバラで把握しづらい」という悩みを解消してくれます。
まずは直近の会議メモをひとつ、Notionに貼り付けて要約・タスク化を試してみるところから始めてみましょう。
もっと学びたい先生へ|おすすめ書籍
Notionをはじめとするタスク管理・文書管理ツールをより効果的に使いこなしたい場合は、データベース機能の活用方法や、業務効率化のための具体的なテンプレート例がまとめられた入門書が役立ちます。校務分掌の管理方法や時短術を扱った書籍とあわせて読むと、日々の業務整理のヒントがさらに広がります。
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